結婚したくない??

テレビで結婚したくない女性の割合が35%程度あると言う局独自アンケートの結果内容を話をしていました。
したいのにできない のではなく したくないのが! だそうです。
したくなければしなくていいですよね。今の時代は自由ですよね。

また、ある漫画家がSNSで結婚した人は偉い、そして子供をもうけた人はもっと偉い的な風潮はほんと困ったものだ、。周りのお節介のババア、ジジイがやんやとうるさい。会社の上司がうざい。周りが結婚は?って悪気がなく聞いてくるのがめんどくさい。今はもうそんな古い風潮はお断り、自由な一人もんで生きて何が悪い的な話が流れていました。

ほんと今は自由な時代です。結婚するのもしないのも子供持たないのも持つのも自由だと自分も思います。

自分は過去そのような自由を謳歌した人の結果を見て、逆に結婚し子供を育て家庭を作る事にしました。

叔母は昭和初期から大変進んだ女性で生涯独身を貫き通していて、大正の女性で大学の教授までやられ、知的で社会的にも素晴らしいく、都内に大きなモダンな住居も構え、人生の成功者であると子供時分は思っていました。
 比較的近くに住んでいたので、なにかと子供の時から接触のある叔母でした。
その叔母も晩年身体を壊してからうちの母が時々家の掃除や買い物も手伝っていて、自分もよく届け物などしていました。
大変身ぎれいでお家も手入れの行き届いた叔母でしたが、晩年はだんだんと行き届かなくなっていたようで、お亡くなりになる前にお掃除の手伝いに呼ばれましたが、もうガチャガチャなうえ大きなお家なのでとても手の出るレベルではなくなってしまっていました。

その後お亡くなりになりますと、それまで顔も出した事もほぼない話にしか聞いたことがない親族が現れ叔母が大事にしていた絵や彫刻など金になるものや素晴らしいくモダンで素敵な家を売りに出してしまったようで、跡形もなく叔母の遺品は消え失せていました。
叔母の思い入れも何もかも一色単に金かゴミにする世界をみて、せめて都内では珍しいあのモダンな家は残してだれか住んでもらいたかったなと思いました。
正式な相続人の人たちですが、ちょっと言葉は悪いですがハゲタカ的に見えてしまいました。
当時それを見て子供心にやはり家族が大事だなと思いました。
家族がいないと地位や名誉や家屋など動産不動産全てが消え失せます。
そして語り継ぐ事もなく、お墓に花もなく、まるで存在してなかったようになるのを見てしまいました。

うちの父は地位や名誉はありませんが、亡くなって20年近くになくなりますが、今も仏壇には毎日お線香を上げお供え物も上げてあり、家族で思い出話が出て忘れない存在として今も家族にいます。
生前は長男の自分といがみ合う間柄の時もありましたが、 今は生前の父から受けた愛情を感じ続けています。

私もすでに晩年にさしかかった年齢ですが、名誉も財産も築けませんでしたので他人様の記憶に残る人にはなれませんでした。しかし家族と呼べる者達は作ることはできました。
あくまで希望的ですが、死んだ後も自分の家族の中だけではちょっとは思い出してもらえる存在にはなれたかなと思っています。そして自分が大事にしていたものを継いでもらえそうな家族もいます。自分は何も世間的には後世に語り継がれないただの一般人ですが家族の記憶には残る事はできたのではと思っています。

結婚したくない人はしなくてもいいと思います。
ただ死後に託せる人がいるのといないのとは大きな違いがあります。もし生前素晴らしい人生を送られ素晴らしい功績を残せたのなら、他の人が忘れずに後世まで語り続けてもらうこともあるでしょう。しかし普通の人間ならせめて生前の人生を無いものと同然にならないようにどなたか生きた証を思い出してくれる知人友人を作ることをお勧めします。

自分の自由だけを見て人生設計をすると、最後に落とし穴がある場合もあること、その時に自分はどうにもすることができないという場合もあるかもしれません。
自分はそういう人を見てしまったのでそういう生き方の選択はありませんでした。

つい最近超高齢の94歳のNYのファッションアドバイザーのドキュメンタリーを見ました。生涯独身でファッションに明け暮れ浮世離れしたかっこいい人生を謳歌なさっていました。
ドキュメンタリーを見ていてちょっと思った事があります。
自分は叔母の最後を見てしまったので、もしかしたらそのドキュメンタリーの94歳のアドバイザーの彼女が亡くなると、彼女の肖像権や著者、アイデアは他人の金儲けの道具に落ちるでは?と思えてなりませんでした。それでも彼女は素晴らしい功績のある人生だったでしょうから忘却の彼方に忘れられることはないでしょう。すでにこうして後世に残るドキュメンタリー映画にもなってますしね。


自分は彼女みたいなセンスもありませんし自分の身の丈は重々承知です。
人様に自慢できるものなど一つも持ち合わせしてませんので、せめて子供達がこんな父親だったよと孫にひ孫に話してくれればと思っています。それが拠り所で今はとても楽に生きています。金は全くありませんが慎ましく生きていればどうにか死ぬまでは生きられるのでは思っています。
自分は人生で大事な事は墓に入る直前だと思っています。人生で一番辛い死が幸せな愛に包まれていると思えるだけで死ぬのは怖くなくなりました。今は安心していつでもあの世に行けます。

そんな人生を歩むのも自由ですよね。でも人様にそれが絶対良いよ!なんて言おうとは思いません。金も名誉もないただの老いぼれジジイなんてカッコよくないでしょうからね。

自由に生きてください。

と、最近のワザと結婚しないと言う人が多いと言う話を聞いて思いました。

それでは、、、

追記:
結婚したくない人にするべきだと問いただす事なんてだれもできません。多分できる人は今この世にいないと思います。もしかしたらあの世からするべきじゃないと言う人もいるかもですね。

思うに今わざと結婚しないという人達は今までのしなかった人達と違うんじゃないかと思います。なのでそのわざとしないという新しい人生設計が将来どうなるかその人達が実験台になって将来の人達の人生設計に影響を与えることとなるでしょう。
多様化する現代社会の家族構成で揺れ動く今の日本人は次の日本人の為の壮大な実験台になっているのでしょう。

今度は本当の それでは、、、、




自分は人生設計を人生の最後まで見て考える方が自分にはいいなと思うだけです。まだまだ現役で野心のある人からも参考になる良い話しは聞けます。引退し老後の人生をすごされているひとからも良い話しは聞けると思います。ただ本当に最後の最後死ぬ間際に幸せだった人からは話しは聞けません。
自分はその最後の最後に幸せだった人だった人を想像してそこに到達したいと目標にして生きていきたい思っています。
やり残さず、悔いも残さず、静に苦しまず逝きたいものです。

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